岸本研究室について

研究室運営方針

私たちの研究室では素粒子核分光学を研究しています。

素粒子としてのレプトンの他に、原子核やハドロンは現実に我々が扱う物質として最も基本的な粒子と言えます。分光学はプリズムや虹が色を分けることから分かる様に、波としての光を波長で分ける操作で、古くからある研究方法です。20世紀の量子論の発展の結果、光が粒子でもあって、エネルギーを持つ事が分かり、一方で粒子も波であることが分かったので、粒子のエネルギー測定も分光と同じ意味を持つ事になりました。つまり粒子核分光学は粒子のエネルギーや運動量を計測することで、それらを研究する学問です。実験技術と物理の知識が研究を進める上で必要になります。

私たちの研究の基礎は物理学です。物理学の研究をする上で重要と考えていることを挙げます。

1.研究は面白い。
物理学は基礎科学でその動機の最大のものは「面白さ」に尽きると思います。物理学は自然科学の中で最も基礎的と言える分野で、基本原理は限られています。しかし、それを実際に起こる現象と関連付けて理解するのは結構難しいことです。だから、それが理解できたときは何物にも代えがたい面白さを感じることが出来ます。「あ~、こういうことなのか。」という発見は日々のちょっとした研究生活の中の実験や勉強、セミナーで遭遇します。小さいですが、各人には新しい発見です。特に普段から分からない事に疑問を感じる習慣をつけて置けばその可能性が高まります。こういう経験がいずれ本当の大きな発見に至る道標になります。

2.研究は大変。
一方で、研究は大変です。物理は原理がシンプルですが、その意味を理解或いは実感するには時間が掛かります。また物理学は自然科学なので、実験で検証する必要がありますが、実験を正しく行う技術を身につけるにも時間がかかります。この間フラストレーションのたまる時間を過ごすことも多いです。乗り越えるには勉強や努力が必要です。

3.自分の考えを持つ。
物理学に限りませんが、研究に於いて自分の考えを持つ事は非常に大切です。次の世代の研究の切り拓く推進力と言えます。このテーマが面白いと聞かされることが多いでしょう。初めは聞いたことを面白いと感じるだけでも良いでしょうが、その内自分で筋道を立てて、本当に面白いと思えるかを確認しなければなりません。自分の頭脳で考えたことしか発見できません。各人が批判的な見方を持つ事が、本質的に重要でない研究を淘汰し、真に面白い研究を推進する力になります。

4.英語は公用語。
物理の論文は基本的に英語で書かれています。また、国際会議は英語だし、英語圏以外の外国人との話も英語です。どうしても英語が必要です。英語の勉強の基本は読み書きです。読み書きができるが喋れないと考えている人は、間違っています。挨拶程度はそうかも知れませんが、少し深い話に入ると、読んで分からない話を聞いてわかるはずがありません。書くと話すも同じです。

5.時間は大切。
私達は全員有限の時間の中で生きています。学生であれば論文を書いて学位を取り、仕事を得る必要があります。研究者であれば成果を纏めて発表し、次のステップに進まなければなりません。これらはそれなりの区切りがあります。全てが上手く行くときばかりではありませんが、ある程度タイムリーに次のステップへ進めるようするのは自分自身と研究室が共同で負う責任です。

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