% xloadimage -onroot some.jpeg
上のコマンドで「-onroot」というのが壁紙として張り付けるという意味の
オプションです。
また簡易型のコマンドとして
    % xsetbg some.jpeg
というのも使えるはずです。
    % mnews -m 
というコマンドを打つと mnews でメイルを読めます(mnews は元々ネットワーク
ニュース news を読むコマンドなのでニュースを読んでしまいますが、-m の
オプションを付けるとメイルのみを読みます)。メイルを読むには上下の矢印キーで
読みたいメイルを選びスペースキー(空白キー)で選択します。1つだけ元に戻る
には「q」キーを打ち、mnews を終了するには「Q」キー(大文字 Q)を打ちます。
簡単な使い方は mnews の画面の一番下の行に出ていますし、より詳しい使い方は
超入門mnews (link lost) 
という文書がありますので参考にして下さい。
現在 mnews は netscape のメイルをサポートしていませんが、将来は
サポートされるのではないでしょうか(保証はしません)。
                
    % telnet ue.ipc.hiroshima-u.ac.jp
とコマンドを打ちます。
ユーザー名とパスワードを聞いてきますので、ユーザーエントリーマシンの
ユーザー名とパスワードを打ち込んで下さい(RIKKSのでは無いので
注意して下さい)。
この後はユーザーエントリーマシンで使えるメイルコマンドを使って
メイルを読みます(mhなどを使いたい場合は設定が必要だと思います)。
    % telnet ue.ipc.hiroshima-u.ac.jp
ログインしたらそのディレクトリーに .forward というファイルを作ります。
    % emacs .forward
このとき emacs のウィンドウが開けないというようなエラーメッセージが出る
場合は、
    % emacs -nw .forward
のように「-nw」オプションを付けてコマンドを実行するか
    % unsetenv DISPLAY
というコマンドを打った後に先のコマンドをもう一度打ち emacs を立ちあげて
下さい(詳しくは言いませんがこの場合 emacs が端末モードで立ち上がります)。
emacs が立ち上がったら、あなたのRIKKSでのユーザー名が u0872000 だと
すると、ファイルの中に
    u0872000@sci.hiroshima-u.ac.jp
と一行書いて下さい。
後は emacs を終了します。
端末モードだと CONTROL-x CONTROL-s が効かない場合があるので、いきなり
CONTROL-x CONTROL-c(終了のコマンドですね)を打ち、ファイルを保存するか
どうか聞いてきたところで「y」と答えてファイルに保存しましょう。
以上でフォワードの設定は完了ですので、ユーザーエントリーマシンを
ログアウトしましょう。
    % exit
念のためちゃんとメイルがフォワードされていることを確認しましょう
(このコマンドはRIKKSで打って下さい)。
    % mail -s 'test' u0872000@ue.ipc.hiroshima-u.ac.jp
    This is a test mail.
    CONTROL-d
メイルを正しく送り、フォワードの設定が正しい場合にはこのメイルは
(情報センターに送ったにも関わらず)RIKKSに届きます。
                
    :
    body:nocomponent,compwidth=9,offset=9
というのが書いてあります。例えば上の内容を ~/Mail/.mh-filter という
ファイルに書き込み
    repl -filter .mh-filter -editor emacs
などというコマンドを実行すると、受けとったメイル内容にオフセットが
ついた後で返送するメイルに取り込まれます。
この例で .mh-filter というファイルを ~/Mail というディレクトリーの
下に書き込むのは ~/Mail というディレクトリーがmhの設定ファイルを
格納するデフォルトディレクトリーだからです。
もう一つ別な filter-file の例としては
    body:component="> "
があります。
この場合には受けとったメイルの各行の頭に「> 」が付いた後で返送の
メイルに取り込まれます。
受けとったメイルの参照の仕方としてはこの方が一般的なように思います。
    repl: -filter .mh-filter
と書き込めば実現できます。
.mh_profile はmhをユーザーがカスタマイズするためのファイルです。
上の一行の意味は repl というコマンドを実行するときには必ず
-filter .mh-filter というオプションを付けなさいという意味です。
詳しくは mh_profile の man を見て下さい。
                
    % mail -s 'subject' someone@ \
      somehost.ac.jp
    % mail -s 'this is the \
      subject' someon@somehost.ac.jp
例えば上の最初の例ではメイルの宛名の途中で「\」を入れようとしていますが、
メイルの宛名は本来ひとかたまりのものですから途中では切れません。
二番目の例では二個の「'」の途中に「\」を入れようとしていますが、「'」に
挟まれていると「\」はコマンドの継続として扱われません(単なる文字として
扱われます)。
また、「\」の後ろに文字や空白を打ってはいけませんので注意して下さい。
                
    pwd           今作業しているディレクトリーを教えてくれます
    ls            今作業しているディレクトリーにあるファイルを表示します
    cd dir1       作業ディレクトリーを dir1 に変更します
    mkdir dir1    新しいディレクトリー dir1 を作ります
    rmdir dir1    ディレクトリー dir1 を消去します
最後の rmdir コマンドは、消去するディレクトリーが空の場合のみ有効です。
    cp file1 file2   file1 を file2 にコピーします
    mv file1 file2   file1 を file2 に移します(改名操作)
    rm file1         file1 を消去します
一旦消去したファイルは復活できませんので、ファイル消去の操作は十分
注意して行なって下さい。
間違いによるファイル消去を避けたいのであれば、毎回ファイルの消去の確認
をしてくれる「rm -i」コマンドを使用することをお勧めします。
いつも「rm -i」と打つのが面倒な場合は「rm -i」をエリアス「rm」として
定義すれば良いでしょう。
    compress file1      file1 を圧縮します
    uncompress file2    compress で圧縮した file2 を展開します
    gzip file1          file1 を圧縮します
    gunzip file2        gzip で圧縮した file2 を展開します
上の compress や gzip コマンドでファイルを圧縮すると、圧縮後のファイルで
あることを示すためにファイルはファイル名の最後にそれぞれ「.Z」と「.gz」
が付いた名前に改名されます。
                
    setenv FDDRIVE /dev/rrz5a
というコマンドで環境変数を設定します。
この後で fdio コマンドを実行すると対話型のコマンドモードに入り
ます。
このモードではDOSコマンドに類似のコマンドが使えます。
例えば dir, type, del, cd, mkdir などです。
ファイルのコピーは read(フロッピーからUNIXへ)と write
(UNIXからフロッピーへ)コマンドで行なえます。
このファイルのコピーを行なう際にバイナリーモードのコピーをするか
テキストモード(アスキーモード)のコピーをするかは、binary と text 
コマンドで設定できます。
この対話型のコマンドモードを終了するには quit あるいは bye コマンドが
使えます。