UNIXシステムを使いこなす

セミナーA2(理学部物理学科学部学生プログラム)


この授業ではUNIXシステムを使いこなせるようになることを目標にします。 UNIXシステムは計算機のオペレーティングシステムの一種です。 従ってUNIXシステムを使いこなすこと自体が学習や研究の最終目的になる ことは有りませんが、学習や研究を行なう上で必要な作業、例えば「データ 整理」「数値計算」「文章作成」「情報交換」などを行なう道具(プログ ラム)の多くはUNIXシステムの上で動いています。 ですから学習や研究を行なうためにはUNIXシステムについて良く理解して おくことが役に立つと思います。

本題に入る前に、この授業の進め方について説明します。 この授業の最初の回に、最少限必要な資料が配られたと思います。 あなたは、その資料に従ってUNIX計算機にログインし、ハイパーテキストの ブラウザーを起動して、この文章を読んでいるはずです。 この授業では、初回のように教官とあなた達が一堂に顔を会わ せる必要はありません(もちろん質問等で教官の居室を訪ねて来るのは大いに 結構です)。 学習すべき内容と課題は全てこのハイパーテキスト上に用意されています。 また、課題の解答と質問は電子メイル(e-mail)にて送ってもらいます。 電子メールの出し方はこの授業の課題の中に入っていますので、おいおい わかることと思います。

今皆さんが読んでいるハイパーテキストの特徴は、テキストのページの 中にリンクタグあるいはアンカータグと呼ばれる別のページへ飛ぶための印 (ボタン?)を埋め込めることです。 そのリンクタグは、ハイパーテキスト上では(カラー表示だと)青いテキスト色 とアンダーラインで示されています。マウスを動かしポインターでこの印を クリックすると、その印に関連するページへと移動できます。 また1つ前のページに戻るには、ブラウザーの「Back」ボタンをクリックあるいは 「Go」プルダウンメニューの「Back」を選択して下さい。 ページによっては「ホームへ戻る」というリンクタグが用意されており、 このページに戻ってきます。 更にこの授業では、飛んでいくページの性格を表すために、リンクタグの前に 2種類の印を付けることにします。

*説明のためのページ
+課題を含んだページ

従って、この授業の課題を全て解くためには、少なくとも +が付いた全てのページを訪れる必要があります。

+それでは授業を開始してください

Notice

本文書は、 広島大学理学部における1996年度セミナーA2の授業のために用意しました。 広島大学理学部で当時利用可能な計算機システムの構成とOSに従い、 演習内容が限定されています。 なお、文章中でコピーコマンドで取って来るようになっているファイルは、 この場所の下に有るdataディレクトリーから入手できます。