第10週


WWW と Netscape


今週は皆さんがこれまで授業で使ってきた Netscape についての簡単な説明と 理学部などで用意されている WWW サーバーの紹介です。

*WWW と Netscape

WWW のサーバーの例として理学部の WWW サーバーを見てみることにしましょう。

*理学部の WWW サーバー

次は広島大学の WWW サーバーを見てみることにしましょう。

*広島大学の WWW サーバー

WWW のサーバーと WWW のブラウザーの使い方がわかったでしょうか。 今回は広島大学の中に限定して WWW サーバーの紹介をしました。 知っている人もいると思いますが WWW のブラウザは基本的には 世界中の WWW サーバーに(許されている限り)アクセスできます。 それらのサーバーについては出版物も多くありますのでそれらを参考に してください。 最後に1つだけ注意ですが WWW を使う際には「他人に迷惑をかけず」に 「良識ある使い方」を心がけて下さい。

それでは今週の課題です。

+今週の課題

これで今週の授業は終わりです。 お疲れさまでした。


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WWW と Netscape

まず WWW って何でしょうか。 WWW は World Wide Web の略で「世界中に張りめぐらしたクモの巣」という ような意味です。 ここで言うクモの巣は本当のクモの巣では無くてクモの巣のように張り めぐらされたネットワーク分散型データベース網を意味しています。 従って WWW はある場所に閉じていない世界中に開かれたネットワーク 分散型データベース網の一種です。

WWW のサーバーというのは世界中に対してネットワーク経由でデータ ベースを提供するためのソフトウエアが動いているコンピュータのことです。 WWW サーバーのための基本的なソフトウエアはスイスのジュネーブにある CERN 研究所という高エネルギー物理学及び原子核物理学のための研究所で開発 されました。 これに対して WWW のクライアント(顧客)は WWW サーバーに対してデータ ベースの情報をネットワーク経由で請求するコンピュータのことです。 WWW のクライアントの上では WWW のクライアントソフトウエアが使用できる ようになっています。 WWW のクライアントソフトウエアはしばしば WWW のブラウザ(めくるもの) と呼ばれます。 WWW の クライアントソフトウエアは色々な会社が開発していますがその 代表的なものが皆さんの使っている Netscape です。

WWW や Netscape については多くの解説書が出ていますので興味のある人は 読んでみて下さい。

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理学部の WWW サーバー

理学部の WWW サーバーには皆さんが Netscape を立ち上げたときに見える ページから(RIKKSのホームページで、これが皆さんの Netscape の 現在の Home です)行くことができます。 このテキストを見ながら理学部の WWW サーバーを見るためには File プル ダウンメニューの New Web Browser を選んでもう一つのブラウザウィンドウを 開くのが便利です。 新しいブラウザを開くと自動的に皆さんの Netscape の Home に行くはずです。 そのページに「理学部WWWサーバ」というリンクタグがあるはずですから それをクリックしましょう。 理学部の WWW サーバーのページにも色々なリンクタグがあります。 最初にある「理学部教育支援情報システム」というのに行ってみましょう。

「理学部教育支援情報システム」には広島大学理学部の学生の人達が手に 入れると便利だと考えられる情報が用意されています。 青色のボタンが12個用意されていますからそれぞれの情報にアクセスして みて下さい。 ボタンによっては深みのあるものもありますし簡単な構造のデータベース のものもあると思います。 それぞれの情報のページから理学部教育支援情報システムの WWW のページに 戻るには Netscape の Back ボタンあるいは Go プルダウンメニューの Back を 何度か使ってもいいですし、Go プルダウンメニューの「Information Syst...」と いうのを選んでも一度で戻れます。

大抵のボタンはボタンに書いてある説明でそのボタンで見ることができる 情報を予想できると思います。 一つだけ良くわからないボタンとして「FAQ」というのがあると思います。 この「FAQ」というのは Frequently Asked Questions の略で「良く ある質問」という意味です。 この「FAQ」は WWW に限らず何らかの情報を提供しているサーバーの 場合にしばしば用意されていますので覚えておきましょう。

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広島大学の WWW サーバー

まず皆さんの Netscape の Home に Home ボタンあるいは Go プルダウン メニューの Home を選択して移動しましょう。 「広島大学WWWサーバ」というリンクタグが用意されているはずですから、 それをクリックしましょう。 場合によっては日本語がうまく出ない場合がありますがその場合は Reload ボタンあるいは View プルダウンメニューの Reload を選択すると 日本語が正しく表示されます。 広島大学の WWW サーバーのページにも色々なリンクタグが用意されています。 試しに「データベース」というのをクリックしましょう。 更に「広島大学蔵書目録検索システム」というのをクリックしましょう。 これは中央図書館などにある端末で利用できるOPACの(利用したこと ありますか?)WWW 版です。

目録検索の例として「Internet」に関する和図書を検索してみましょう。 まず和図書を選択して検索語として「internet」を入力しましょう。 入力窓をクリックしないと入力できない場合があります。 検索語を入力したら「検索開始」ボタンをクリックして検索を開始します。 検索には多くの文献情報を検索するために数分かかる場合があります。 10数項目の該当情報が出るはずです。 該当項目はリンクタグになっていますからクリックするとその文献の 情報(図書名、著者、保管場所など)が得られます。

では広島大学の WWW サーバーのページに戻ってもう一つくらい別な情報を 見てみましょう。 「デモンストレーション」をクリックして下さい。 「気象情報サービス」の所の「縮小短縮版」をクリックして下さい。 気象衛星ひまわりの映像が動画として見えるはずです。 このように WWW のサーバーでは静止画と同様に動画も提供することが できます。 このページには更にいくつかのデモンストレーションがありますから 試してみてください(音声のデモンストレーションは試せません)。

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今週の課題

まず第1の課題は「理学部教育支援情報システム」で情報を探してみて下さい。 探す情報は「物理学科の素粒子論講座の教授」の情報と「在学証明書のもらい方」 についての情報を探してみて下さい。 見つかった情報の簡単なまとめと見つかったデータベースの場所をメイルにて 教官に報告してください。 データベースの場所は WWW では URL と呼ばれ(Uniform Resource Locator の略)Netscape ではウィンドウの上の方に「Location」として「http://www...」 というようなものが表示されています。

次の課題は「広島大学蔵書目録検索システム」で「WWW」に関する和図書を 探してみてください。 皆さんが借りることのできる文献の情報が有ればその情報の簡単なまとめを メイルにて教官に報告して下さい。 もし自分で調べたい文献情報がある場合はそれも調べていくつかのまとめを 教官に送ってもらっても結構です。

最後の課題は広島大学の WWW サーバーを使って、この授業の担当教官の 個人情報を探してみて下さい。 職員名簿検索サービスを利用して教官の氏名(sakaguchi)をキーワードに 使うと良いでしょう。 見つかった情報の簡単なまとめと見つかった情報の場所を(URL でしたね) メイルにて教官に報告して下さい。

これで今週の課題は終了です。

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